介護予防

高齢者が要介護状態に陥る前の予防、また要介護状態の軽減、悪化防止を目的とするのが介護予防ですが、単に身体の状態だけでなく生活機能全般の向上を目指し、一人ひとりの生活の質を高めていくことが望まれます。

厚生労働省が推進する地域包括ケアシステムでは一人の高齢者を他職種の専門家が連携して支える仕組みを構築していこうとしています。医療・介護・予防・住まい・生活支援の5つからなるこのシステムに私たち鍼灸師も関わっていくことができます。

医療・介護・行政の関係者の方々との連携をはかり、地域の高齢者の方々がその人らしく暮らしていけるよう、おもに運動による介護予防のお手伝いをしています。

介護予防運動指導員
高齢者の健康維持増進・活力の向上に関する医科学研究分野では現在最先端の東京都健康長寿医療センターですが、同センターでは独自のカリキュラムによる包括的な高齢者運動トレーニングの指導員養成講座を行なっています。介護予防運動指導員というこの資格をもとに現場で運動指導を行なっています。

元気でイキイキ教室

平成25年10月より大塚の日本鍼灸会館で毎週水曜日に行なっている運動教室です。開設当初よりスタッフとして参加しております。

筋力アップ教室

東京都鍼灸師会が豊島区の行政より委託された運動教室で年間2クール各8回行われます。

いけよんサロン

豊島区の地域包括支援センター主催のサロンでさまざまなイベントを行なっていますが、その中で月一回開催される運動教室に携わっています。