よくあるご質問(Q&A)

よくあるご質問(Q&A)

Q:鍼灸の保険は一般の健康保険とは違うのですか?

A:保険は一般の保険と同じで、協会けんぽ(社会保険)、国民健康保険、組合保険、共済保険、後期高齢者医療制度などが使えますが、使う際にいくつかの制限があります。以下に記します。

  1. 適応する疾患は「慢性の痛みを伴う疾患」です。具体的には神経痛、リウマチ、五十肩、腰痛症、頚腕症候群、頸椎捻挫後遺症の6疾患が対象です。
  2. 前もって医師の同意書が必要です。
  3. 施術期間は6カ月です。
  4. 施術期間中に同じ病名で他の医療機関にかかると保険が支給されなくなります。

Q:昨日ギックリ腰になりました。今日これから治療してもらうのに保険が使えますか?

A:いいえ、今日は使えません。

Q:それはなぜですか?

A:鍼灸の保険は「慢性の痛みを伴う疾患」に適用されるからです。急性の痛みには適用されません。また医師の同意書がなければ保険が使えません。

Q:医師の同意書とはなんですか?

A:医師から保険で鍼灸施術を受けてもかまわないという同意をいただき、それを書面にしたものです。書式は鍼灸院に備えてあります。

Q:6カ月が過ぎたら治ってなくても治療が終了してしまうのですか?

A:いいえ、その場合は6カ月が終了する直前に同意書を書いてもらった医師に期間の延長をお願いし、再び同意してもらいます。以後6カ月ごとに医師より同意をいただき、施術を継続することができます。

Q:施術期間中に風邪をひいても医療機関にかかれなくなりますか?

A:いいえ、大丈夫です。仮に「五十肩」の病名で医師より同意書を書いていただいたら、五十肩の治療を他の医療機関で受けてしまうと保険が支給されなくなりますが、その他の病気でかかる分には問題ありません。風邪でも腹痛でも神経痛でもOKです。

Q:マッサージは保険がききますか?

A:関節の拘縮または筋肉の麻痺がある場合、保険で施術が受けられます。この場合も医師の同意書が必要となります。